一軒家で育ったこともあり、マンションは隣や上に住む人の生活音が気になったり、自然に触れることができないというマイナスの面があると考えていました。しかし先日、大学の同期だった友人が野村紘一さんが手がけたマンションを購入したということを知って、新築祝いを兼ねて内覧をさせてもらうことにしました。その友人は同じ学部でしたが、美大に通っているのではないかと感じるほどお洒落で流行に敏感だったので、生涯の住処と決めたマンションの様子が気になっていました。
野村紘一さんは日本の不動産業界の中でも億をこえるマンションを建設したことから有名だったので名前は知っていましたが、実際の建築物は見たことがありませんでした。富裕層向けに建てられたものだったので、華美なものではないかと考えていましたが、外観はレンガ造りになっていて西洋風だと感じました。それなのに周辺に森のような場所が残っていたので、閑静で住宅エリアとしては優れていることがわかりました。共有スペースは無駄がないシンプルな作りになっていて、掃除が行き届いています。
友人は中古マンションとして購入したといっていたので、築年数が結構経っているのはわかっていましたが、メンテナンスがしやすい作りと建築資材になっているようで劣化が見られませんでした。また友人の部屋も必要な部分をリフォームしていることにより、古さどころか前の住人の痕跡が全く見られないようになっていたところには素直に驚かされました。野村紘一さんのマンションというのは住民が快適に少しでも長く住めるようにするということをコンセプトにしているようで、それが細部にまで実現できるようにこだわりがあることがわかりました。これまでのマンションに対する考え方が180度変わったので、自分もマンションに住んでみたいと考えるようになったのですから、野村紘一さんという人は本当に偉大な人物に違いありません。友人は快適な住まいを手に入れたことにより、以前よりも仕事を頑張ろうという気持になったようで、住む場所を選ぶ重要性を実感しました。
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